7月の誕生石で婚約指輪でも人気があるルビーは、赤色が特徴的な宝石です。
その鮮やかな色からは想像しにくいですが、ダイヤモンドに次ぐ硬度があります。
天然ルビーは欧米では産出されず、産地であるアジアにおいても産出場所は限定的です。
そのためかつては、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われ、王侯貴族だけが身に付けられる特別な宝石でした。
そして熱・光・一般的な化学薬品に対して耐性があり、石鹸水で洗うこともできるのでお手入れも簡単です。
さらにルビーには、「色が変わると持ち主に危険が迫る」「軍神マルスが宿っており勝利の石とされている」など、伝説や歴史があります。
こうした神秘的な面も、ルビーの魅力の一つとなっています。